大型バイクに乗りたいけど、維持費が気になるというかたは多いと思います。そこで今回は、大型バイクをを5年間所有した場合の月間維持費と年間維持費をざっくり計算していきます。
維持費を計算する条件
この条件で維持費を計算していきます。維持費の中に車両代は含まれていないので注意してください。
①自動車税
自動車税は毎年4月1日時点での自動車の車検証上の所有者に対してかかる税金です。 大型バイクの自動車税は6,000円になります。
②自動車重量税
年式が古いバイクだと重量税の料金は増えます。また、支払いは車検時に行うことになります。今回の場合は新車を購入しているので、1900円/年になります。
③自賠責保険
自賠責保険とは必ず加入しなければならない保険であり、強制保険とも言われています。 一度にできるだけ長い年数を払ったほうがお得です。400ccの場合は、車検時の法定費用に含まれているので、払い忘れる心配はありません。今回の条件では5年間所有するので、36カ月+24カ月で26,210円になります。
④任意保険
任意保険は等級、年齢、年間走行距離などによって大きく変わります。また、保険会社や契約内容によっても料金が異なるため、詳しく知りたい方は見積りをしてみましょう。
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⑤車検
車検の基本知識
新車の場合は、初回は3年後、以後は2年ごとに車検があります。中古車の場合は、車検を受けてから2年ごとにあります。また、車検費用は法定費用と整備費用で構成されています。
法定費用
自動車重量税は車検をするごとに払うことになるので、2年分が必要になります。また、新車購入して5年間保有することを考えると、あと2年保有することになるので、自賠責保険は24か月分を払うことになります。印紙代は、基本的剛性審査が1,300円、自動車検査手数料が400円なので、合わせて1,700円になります。
整備費用
お店に車検を任せると、このような感じになると思います。定期点検をし、消耗品をしっかり変えるようにしていればもう少し費用は抑えられる思います。
⑥ガソリン代
燃費が20km/L、ガソリンが140円/L、年間走行距離が5,000kmと仮定すると、ガソリン代は年間で35,000円かかります。
⑦メンテナンス代
オイル代
新車購入した場合、1,000kmで初回の交換、以後1年ごとに交換すると5年間で5回の交換が必要です。オイル代を800円/Lと仮定すると年間で2,400円かかります。
タイヤ代
10,000km走るごとに前後のタイヤを交換すると5年間で2回交換が必要です。フロントタイヤが20,000円、リアタイヤが25,000円で買えるとすれば、タイヤ代は年間で18,000円かかります。
その他
作業工賃やブレーキパッドなどの消耗品のことを考え、その他の費用は年間で20,000円とします。
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月間・年間維持費はいくら?
1カ月あたりの維持費
大型バイクの1カ月あたりの維持費は10,142円になります。ここに任意保険の見積額を加算すれば、ざっくりとした維持費がわかります。
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1年あたりの維持費
年間費用は125,442円です。こちらもより正確に知りたい場合は、任意保険の見積額を加算しましょう。
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まとめ
さすがに大型バイクになると、任意保険代を除いても一か月あたり10,000円程度はかかってしまいます。ただ、大型バイクには普通では味わえないパワー感やトルクを楽しむことができたり、長距離移動も楽にこなせるなどのメリットもあります。同じバイクでも排気量ごとに魅力は異なるので、乗りたいバイクが大型なら維持費を気にせずに楽しみましょう。