バイクが欲しいけど維持費が気になる、排気量でどれだけ維持費が違うのだろうと疑問に思っている方も多いと思います。そこで今回は、バイクの維持費を排気量ごとに比較していきます。
維持費を計算する条件
この条件で維持費を計算していきます。維持費の中に車両代は含まれていないので注意してください。
①自動車税
自動車税は毎年4月1日時点での自動車の車検証上の所有者に対してかかる税金です。 排気量が小さいほうが安いですが、そこまで大きな差はありません。
②自動車重量税
50~125ccは自動車重量税がかかりません。150ccや250ccの場合は、新車購入時のみ一度だけ支払う必要があります。250ccより大きいバイクは登録年数によって支払う金額が異なり、年式が古いバイクに乗ると支払う金額が増えます。
③自賠責保険
自賠責保険はこのような感じになります。250ccまでは車検が無いため5年分を一気に払うことができます。250ccより大きいバイクは37カ月が最大です。また、支払いは、250cc以下であればバイクを購入したお店やコンビニでできます。250ccより大きい場合は、車検時に法定費用として払うことになります。
④任意保険
任意保険は等級、年齢、年間走行距離などによって大きく変わります。また、保険会社や契約内容によっても料金が異なるため、詳しく知りたい方は見積りをしてみましょう。
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⑤車検
250ccより排気量が大きくなると車検があります。日ごろからメンテナンスをし、消耗品をしっかり交換していればもう少し費用は抑えられると思います。
⑥ガソリン代
基本的に排気量が大きくなると燃費は悪くなります。また、大型バイクはレギュラーではなく、ハイオクなのでガソリン代はより高くなります。
⑦メンテナンス代
排気量が大きくなると使用量が増え、オイルの自体の値段も上がります。オイル交換は自分でもできるので、やり方を覚えると作業代を節約することができます。
乗っているバイクにもよりますが、排気量が大きくなるとタイヤの値段も上がります。基本的にフロントタイヤよりもリアタイヤの方が値段が高いです。原付の場合は、フロントタイヤもリアタイヤも同じものを履いている場合が多く、前後のタイヤで料金の差はありません。
作業工賃やブレーキパッドなどの消耗品を考えると、これくらいになると思います。排気量が大きくなると交換する消耗品の数も多くなります。また、消耗品自体の値段も高くなると考えておいた方がよいでしょう。
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月間・年間維持費はいくら?
1カ月あたりの維持費
1カ月あたりの維持費はこのようになります。ここに任意保険の見積額を加算すれば、ざっくりとした維持費がわかります。
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1年あたりの維持費
年間費用はこのようになります。こちらもより正確に知りたい場合は、任意保険の見積額を加算しましょう 。
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まとめ
こうして排気量ごとに維持費を比較してみると車検の有無とメンテナンス代が維持費に大きく影響していることがわかります。コストパフォーマンスを優先したいのであれば250cc以下のバイクに乗ったほうがいいかもしれません。ただ、一番重要なのは自分が乗りたいバイクに乗ることです。維持費を考えることも重要ですが、乗りたいバイクがあるならそれに乗りましょう。